年頃の女性の永遠の悩みでもある「シワ」。 過酷な夏の紫外線による影響と急激な気温の変化により、この季節、「シワ」や「たるみ」が気になるとクリニックへいらっしゃる方も増えるように感じます。 ですが、一言で「シワ」と言っても実は色々な種類があるのをご存知ですか? シワのタイプは主に3種類 シワの種類は大きくわけて「乾燥小ジワ」「たるみジワ」「表情ジワ」の3つがあります。笑ったりしていない状態でも肌表面に常に見えている細かなシワ、いわゆる「乾燥小じわ」や「ちりめんジワ」と呼ばれるシワは、主に乾燥が原因です。特に目元は皮膚が薄く、それでいて皮脂分泌も少なく水分が逃げやすいため、目の下や周りにできる方も多くいらっしゃいます。この「乾燥」が原因のシワは、うっかり放置してしまうと治りづらい深いシワへと移っていってしまいます。目元は特によく動く場所でもあるので、高保湿の目元用クリームなどで日々しっかりと保湿などの適切なケアを行うことでかなり改善が期待できます。 クリニックでは 浅いちりめんジワには、「ピコフラクショナルレーザー」をはじめとしたレーザー治療をご案内することも多いです。 レーザーで真皮に熱を加えることで細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンの産生を増やし、肌再生を促すことで、ちりめんジワや小じわの改善に効果が期待できます。 老けた印象をつくる「たるみジワ」 30代以降から気になりはじめる「ほうれい線」や目の下の「黒クマ」とも呼ばれる、「たるみジワ」は主に紫外線や加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少によって起こります。 このたるみジワはスキンケアだけで完治するのはとても難しのですが、表情筋を鍛えたり、炭酸パックや美容液など滞っている肌のターンオーバーを促すようなケアで多少改善は見込めます。 クリニックでは施術後すぐに効果の期待できる糸リフト(スレッドリフト)などをご案内することが多いです。 そして、笑った時の目尻や、顔をしかめた時の眉間に縦に現れる「表情ジワ」は、その方の表情のクセと合わせて「肌の弾力性の低下」によって引き起こされます。 「表情ジワ」の対策としては、部分用クリームの他表情筋をゆるめるようなエクササイズなども多少効果が期待できます。「表情のクセを見直す」ことも挙げられますが、ご自身の意識だけで改善するのは中々難しいですので、気になる方は「ボトックス注入」によってシワの原因を根本的に無くすことができます。 それらでも治らない、皮膚に深く癖づいてしまったシワには、ヒアルロン酸を溝に直接注入し、凹みを埋めるような治療を行っています。 日々のケアで10年後の肌を美しく 美容医療では「シワ」や「たるみ」など気になる部分をレーザーや糸リフトなどで治療することができますが、やはり毎日きちんとスキンケアをされている方は術後の「持ち」が良い傾向があります。\年齢を感じやすい目元・口元をピンと引き締める/JC ボトモイストプラス[レチノール配合目元集中美容クリーム] 同じお肌でも季節や環境によって微妙に変化しています。そんなご自身のお肌と向き合い、肌状態に合わせて引き算足し算し、楽しみながらスキンケアをしていけるといいですね。